2歳になった子どもの歯並びが気になります。
まだ乳歯が生え揃っていないですが、いつ頃
から歯並びについて歯医者に相談にいけばいいですか?
また相談に行く際、適した歯科医院の基準になるものがあれば知りたいです。
2歳になった子どもの歯並びが気になります。
まだ乳歯が生え揃っていないですが、いつ頃
から歯並びについて歯医者に相談にいけばいいですか?
また相談に行く際、適した歯科医院の基準になるものがあれば知りたいです。
ゆうさん 初めまして
何時頃 矯正治療を始めたらいいのか? ということなのですが、当然のことながらケースバイケースとなります。
指しゃぶりや舌癖によって開咬(上下の前歯に隙間ができる)となっている場合などは早期に治療介入して習癖を除去してあげるべきですし、 逆に 受け口(骨格性下顎前突)のような非常に成長コントロールの難しいものは 長期的な視野で治療を進めていくべきでしょう。
以下 一般的な治療時期について 御説明したいと思います。
小児の矯正治療は 基本的に 第Ⅰ期矯正治療(小学生から中学生前半が目安です) と 第Ⅱ期矯正治療(永久歯が生え揃い、顎の成長が収束してから行う仕上げ矯正です。 高校生以上が目安となります) に分けられます。
第Ⅰ期矯正治療では、顎の成長を利用できますし、前述のような 歯並びを悪化させる可能性のある習癖を早期に除去することにより、正常 且つ 安定的な永久歯列に導くことを目的としております。 成長コントロールが上手くいけば将来的に非抜歯矯正となる可能性もあります。
上記のように 早期矯正治療である 第Ⅰ期矯正治療を始めるとしても 5歳くらいになって それでもなんらかの不安を お子様の歯並びに感じた場合に相談されればいいと思います。
あなたのお子様は まだ2歳なので 今しばらくは様子を見られてもいいのではないでしょうか。
乳歯のかみ合わせが完成するのは3歳頃といわれています。この頃受け口(反対咬合)であればムーシールドという装置を使用する場合があります。しかし、この装置の使用には専門家の中にも賛否両論があり、装置の考案者である柳澤先生も「難しい症例もあるので、どの治療法を選ぶかは専門医とよく相談してほしい」としています。現状で特に大きな問題なければ3歳頃まで様子を見て、相談するなら、すくなくとも矯正歯科を標榜してる歯科医院、あるいは矯正歯科医院、または歯学部のある大学附属病院の矯正科を受診すると良いでしょう。
「子供は何歳ごろから矯正したらいいですか?」
という質問はよく受けます。
具体的には6歳~8歳くらいで気になるなら一度相談に来てください。と、お答えしています。
ただし、以下のケースはそれよりも前に相談に来て頂きたいです。
①下の乳前歯6本が上の乳前歯6本より前に出ている受け口(下顎前突)
②上下の奥歯が横にずれて反対になっているかみ合わせ(交叉咬合)
③5歳を過ぎても指しゃぶりや唇を咬む癖が治らず出っ歯になっている(上顎前突)
指しゃぶりや唇を咬むなどの悪習癖で不正咬合になっている人が全体の20%います。
早めに受診して癖を直す治療を受ければ矯正治療をしなくていいケースもあります。
以上を参考にして矯正を標榜している歯科医院に相談してみてください。
悩ますことを言うかもですが、先生によって言うことが変わってくると思います。
ある先生は、早いほうがいいとか 遅くてもいいとか・・・。
個人的にですが、も早くて6~9歳ぐらいからが重要ですと言ってますね。 早すぎると余計に変になったり、小さい子供に装置というのは、可哀そうな場合もあります。早くしても結局また戻っていたとかありますのでね。
ですので、ある程度理解できる年齢からと思っています。
2歳とのことですので、まだまだ早いとおもいますよ。
思い立ったらすぐ相談するのが正解だと私は思います。
早くチェックをしてもらい、経過観察をし、改善が無かったら早くて3歳頃から矯正を始めると良いと思います。
寝ているときに使用する装置(沢山のメーカーより出ています)を使ったり、床矯正などであれば(症矯正研究会)成人の矯正料金よりも安く済みます。また、抜歯をせずに済む事も利点と言えます。
経過観察で成人になってからの矯正であると料金がかかるだけでなく、成長期を利用した矯正が出来無かったりするなどの欠点があります。
矯正も予防矯正時代になり、早期発見・早期治療の考え方も確立されてきましたので、一度小児の矯正を積極的に行っているような歯科医院の受診をオススメ致します。