歯周病による炎症がスケーリング後も改善されてこない

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歯周病
お悩みの歯
右上正面から4番目
右上正面から5番目

左上4番5番の隙間の炎症が収まりません。

歯周病の治療として、スケーリングとディープスケーリングを行いました。3ブロックに分けて行いましたので、計6回通院したということになります。
この治療によって歯周ポケットの数値に変化はなかったです。

しかし、歯周ポケットに変化がなく、炎症が残っている状態にもかかららず、ここで治療は終了ということでした(全く変化がなかったわけではなく、出血はましになったと思います)。
次回のスケーリングは2か月後ということでした。

この治療方針は正しいのでしょうか(単に保険の規則に縛りがあり、連続でのスケーリングができないのかもしれませんが。)

転院を考えているのですが、転院したところで保険内の治療では大差ないでしょうか。
回答お願いいたします。


小林 研太郎 先生からの回答

診てみないとなんとも言えませんが、通常は炎症のある部位にはスケーリングやSRPの後、抗生剤を4週ほど連続で投与し炎症を抑える処置をします。
もちろん歯肉の腫れや出血の程度、ポケットの深さなどにもよるので必ずとは言い切れません。
ポケットの数値は一気に減少するということはありませんが、炎症が残っているというのは気になりますね。
担当医に疑問点を話し、納得いかなければ転院されることもいいかと思います。

小林 研太郎 先生
小林 研太郎 先生
KEN DENTAL CLINIC(大阪府大東市大東町10-21)

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ドクトル ビーバー 先生からの回答

保険主体の治療というのは、あくまで、ミニマムな最低限の治療という感覚はあります。国はそのルールで、対症治療重視です。各種処置も、回数に制限があり、多くやれば、点数がもともと低くいにもかかわらず、50%づつ下がって行き、人件費も出ない赤字になります。というのも、保険の治療の進め方、ストーリーは、月ごとに回数の制限もあり、進め方のステップもしっかりルールに沿って進めないと、算定できないのです。
個人個人の病態重症度と、その方の治癒速度への配慮はなく、また、予防的な処置は、ほとんど保険では算定できないとさえ思ってしまう。
やはり、病気の根源である菌の感染、増殖を抑制する処置に関して、初診からの治療工程内では、制限がありすぎて、根本的に改善するまでやりきれないので、一回終わりにして、4ヶ月後に初診でリセットして、再度繰り返しの治療をやる、そういう4ヶ月ごとの積み上げ治療で、改善を狙うのが一般的です。
歯肉ポケット内を健康にするのは、毎日のオーラルケア指導に基本があり、決して、診療での治療ではありません。
一度、クリーニングしても、毎日のオーラルケアの頻度と、予防ケアの確立がないと、翌日には、再感染で悪化していきます。
処置後の観察や、抗生剤の使用を行なっていても、予防的ケアの指導が確立された保険とか、自由診療の区別をしないで、治療プランを建てるクリニックでないと、完治は難しいのです。

つまり、保険治療を主体に考えると、根本的に、病的な菌の感染をなくし、予防していくことは難しく、対症治療に始終するというわけです。
出血が続くというのは、その部位の感染炎症が治癒していないということの証です。健康な歯周ポケットになると、深さは4mmでも、出血しないし臭くない。
出血があると言うことは、そこに菌の巣窟がまだあり、24時間、粘膜潰瘍部を作って、体内に侵入しているからです。まだ、腐敗発酵しているので、菌の体内侵入や、ポケット部位からは発がん性のメタンガスや、炎症性サイトカインが発生して体内への拡散と、口臭の原因になっています。
しっかり、担当の先生とお話しして、ご自分の状態、疑問点、意見をぶつけて、どういう治療の手順、回数や治療期間の見込みがあるかプランニンングしてもらいましょう。
今の先生との関係がしっかりできないなら、転院もありかもしれませんが、どこに行っても、保険主体では似た感じでしょう。自費とか、保険とかではなく、菌の感染をしっかり治すために、どういう治療を何回するのか、そして、ご自分の体の免疫力やのアップを図るプランニング、唾液の性能アップ、お口の中の予防的ケアがマスターできるクリニックを探してください。
そういうプランをしてくれるなら、根本的に治り、歯周病予防が確立します。

ドクトル ビーバー 先生
ドクトル ビーバー 先生
ホワイトファミリー歯科(神奈川県川崎市)

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