アデノイド顔貌

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カテゴリ
こどもの歯科治療
お悩みの歯

3歳と1歳の子供がおります。主人、主人の母親、弟の顎が小さく、弟はアデノイド顔貌(下顎後退症でしょうか?)の特徴と同じ顔つきをしています。その顔の骨格が遺伝したのか子供2人とも顎がありません。上の子は最近まで指しゃぶりをしていて、その影響か口呼吸になっており、注意はしているのですが中々治りません。先日歯科検診で前歯が少し出てきている、乳歯が隙間なく生えているので永久歯が生え変わるタイミングで矯正が必要になるだろうと言われています。下の子は口は空いてはいないのですが、指しゃぶりをしています。2人ともこのままでは将来的にアデノイド顔貌になってしまう可能性はありますか?また、予防策などありましたら教えて下さい。


小林 研太郎 先生からの回答

ほりちゃん 先生からの回答

長崎の堀内と申します。さて、お問い合わせの件ですが、ご主人の家系が顎が小さい家系でいらっしゃるんですね。そしてお子さんお二人が同じ感じに成長しそうでどうしようかとお悩みというところでしょうか。


アデノイド顔貌やあごが小さいことでどういったことになるかが問題ですよね。
今の時点でお子さんたちはいびきをかいておられたりしますでしょうか。
もし、いびきをかいておられるようでしたら、将来無呼吸の予備軍ですね。日本人は無呼吸がすごく多いですが、若年性認知症や心不全などの原因と言われています。

お母さまであられるまつさんのご心配はごもっともなわけです。
で、どうしたら予防できるかですが、やはり顎が小さいことが問題なわけです。おそらく姿勢も猫背で顔は上を向いているものと思われます。これは、呼吸しやすい姿勢を自然ととっているわけですが、寝ているときには、この意識がなくなり、いびきや無呼吸へとつながります。ですから、下顎を前に成長させるような治療が必要です。

バイオブロック治療とか顎顔面口腔育成治療などと言われますが、要するに空気の通り道を大きくすることによって良好な成長を促すということです。


※Ask Dentistでは、外部サイトのご紹介ができかねるため、一部の文章を修正・割愛しました。(運営部)

ほりちゃん 先生
ほりちゃん 先生
医療法人永友会 堀内歯科(長崎県諫早市)

ほりちゃん先生の回答一覧

丁寧なご回答ありがとうございます。
上の子はたまにいびきをかいて眠っています。(主人もいびきをかき、睡眠時無呼吸症候群です。)また、歯ぎしりもする時があります。
下顎を成長させる治療があるのですね。治療出来る年齢の目安、だいたいの治療費を教えて頂けますでしょうか?また、日常生活で硬いものを食べるなどして顎の力を付けることで、下顎の成長を少しでも促すことは出来るのでしょうか?重ね重ね質問申し訳ありません。宜しくお願い致します。

田中 宏尚 先生からの回答

佐久間 秀二 先生からの回答

まつさん、初めまして。
お子さん2人が、下顎が小さいということで、将来アデノイド顔貌になってしまうかというお悩みですね。
アデノイドとは、咽頭扁桃(鼻腔の奥にあるリンパ組織)のことで、体外からの細菌やウイルスの侵入を防ぐ役割があります。喉と鼻の奥にあるアデノイドが口呼吸をする事で肥大化し(咽頭扁桃腺が腫れる)、それが顎の成長(特に下顎の成長と成長方向)に影響して独特の顔つきになってしまった顔の事をアデノイド顔貌といいます。
通常アデノイドは2歳ごろから大きくなりはじめ、5歳ごろにピークになり、思春期を迎えるころには小さくなっていきます。肥大化するのは、免疫力が弱い幼児期に、鼻や口から入ってきた病原体から体を守るための生理的なものですが、この肥大化が過剰に進行してしまうことがあります。アデノイドが肥大化すると鼻の奥が圧迫されて鼻呼吸が難しくなります。そのため、肥大化する2~5歳のころは口呼吸することが多く、思春期を過ぎても長い間口呼吸をすることで乾燥した冷たい空気が口から直接体内に取り込まれ、口腔内・喉が乾燥し、病原体が体内に入りやすくなり、アデノイドの炎症が繰り返されて肥大化が過剰に続いてしまい、顎の成長にも強く影響してしまうのです。
いびきもあるとのことなので、扁桃が腫れて鼻呼吸することが難しく口呼吸になっているかもしれませんので、まずは小児の得意な耳鼻咽喉科に受診することをお勧めします。耳鼻咽喉科に通いながら色々ある鼻呼吸のトレーニングを試して、お子さんに合ったトレーニング方法を行って鼻呼吸を習得して下さい。
また、前歯が永久歯に交換する小学校入学後に、一度矯正歯科の先生に診てもらうことをお勧めします。成長を利用した矯正治療が必要か相談して下さい。
矯正治療が必要となった場合は保険外となりますので、料金についてはご相談された医院に問い合わせをお願い致します。
それと下のお子さんですが、指しゃぶりは3~4歳までにやめれば大丈夫ですが、できたら指しゃぶりをおしゃぶりに変えられたらベストですね。
お二人とも遺伝的な問題がありますので、将来矯正治療が必要になる可能性が高いと思われますが、まずは耳鼻咽喉科で診てもらい、鼻呼吸をすることが大事と思われます。

佐久間 秀二 先生
佐久間 秀二 先生
つだぬま矯正歯科(千葉県習志野市津田沼4-11-4)

佐久間 秀二先生の回答一覧

とても丁寧で詳しいご回答ありがとうございます。先生のご回答を読んで対処法がある事に安心しました。まずは小児に詳しい耳鼻咽喉科へ受診しに行こうと思います。下の子のおしゃぶりも試してみます。
この度はどうもありがとうございました。

北野 やすひろ 先生からの回答

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