虫歯と遺伝について

困り度
level1
level2
level3
level4
カテゴリ
虫歯
お悩みの歯

友達は親も虫歯がないらしく一回も歯医者に行ったことがありません。
私は歯磨きもしているのに、虫歯によくなるから、お母さんが虫歯になりやすいのは遺伝だと言います。本当にそうですか?


伊藤 徹磨 先生からの回答

スクール17さん。こんにちは。確かに虫歯にならない人は歯を磨かなくても虫歯にならないし、一方、虫歯になりやすい人はいくら歯を磨いても虫歯になってしまいます。これは遺伝的に歯質が弱いか強いかということもあるかもしれませんが、もう、すでに生まれてから大体スクール17さんの年代までの栄養状態で歯質の強さが決まってしまうのです。なぜなら、その間に永久歯は出来上がるからです。簡単に遺伝と決め付けるよりも、こういった後天的要因のほうが大きいと思います。ちなみに、虫歯になるのは人間だけです。なぜなら、人間だけが火を通した食べ物を食べるからです。そういうと犬もなるよと言われるのがおちだから、言わせていただくなら、あれは、人間が食べるものを与えているから犬も人間と同じように虫歯になったり、歯槽膿漏になったりするのです。虫歯、歯槽膿漏、歯列不正といったものは全てが火を使った、もういわば調理済みのぐたぐたになった食べ物を人間だけが食べるからそうなるのです。いわば、虫歯も文明病なのです。

伊藤 徹磨 先生
伊藤 徹磨 先生
International Dental Clinic(国際歯科) (愛知県名古屋市中区大須)

伊藤 徹磨先生の回答一覧

先生こんにちはー!回答ありがとうございます。永久歯が生えてくるときに決まるってことですね。人間は火を通した食べ物を食べるから虫歯になるんですかー!生モノだけ食べたら虫歯になりませんか?

小林 研太郎 先生からの回答

 歯並びや歯の質という点では似てくるのでまったく遺伝しないとは言えません。
しかし、虫歯とは次の4つのファクターが全部そろったときだけはじめて虫歯の穴があきます。

1.虫歯菌の数
2.虫歯菌の餌(糖類)
3.虫歯菌の繁殖しやすい環境(歯や口の中、心身の状態)
4.虫歯菌と虫歯菌の餌(糖類)、繁殖しやすい環境、つまり1~3が一定時間続いた状態

つまり、これらのうち1つでも防げば、虫歯になんか簡単にはならなくなります。
仮に歯の質が弱いという3番目の環境に問題があったとしても、他のファクターを減らせば虫歯にはならないのです。
やはり日ごろのブラッシングが最適な虫歯予防で定期的に歯科医院で検診を受けることが虫歯にならない秘訣でしょう。


小林 研太郎 先生
小林 研太郎 先生
KEN DENTAL CLINIC(大阪府大東市大東町10-21)

小林 研太郎先生の回答一覧

先生こんにちはー!回答ありがとうございます。へーー虫歯の4つのファクターよーく分かりました。

倉田 友宏 先生からの回答

こんにちは。千葉県松戸市むつみデンタルクリニックの倉田です。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません。
ではいつ、どこから虫歯菌が口の中に入ってしまうかというと
・歯が生え始めた時から(おおよそ生後6ヶ月頃)
・多くは母親から
虫歯菌をもらってしまいます。

赤ちゃんが食事をするとき、多くはお母さんから離乳食をもらいます。その時に母親のお口の中にいる虫歯菌をもらってしまうのです。
ですからお口の中の菌の分布が安定する「3歳前後」までに他の人から虫歯菌をもらわなかった場合、そのお子さんは「虫歯になりにくい」お口となります。虫歯菌がほとんどいない状態ですからね。

しかし、歯周病菌はまた別ですので、虫歯にならないからといって歯を磨かないでいると歯周病で歯を失ってしまうので注意が必要です。

倉田 友宏 先生
倉田 友宏 先生
倉田歯科医院(長野県上伊那郡南箕輪村)

倉田 友宏先生の回答一覧

先生こんにちはー!回答ありがとうございます。えっ!!お母さんの虫歯菌がうつるってことですか?!びっくりです!

加藤道夫 先生からの回答

歯が生えた時から虫歯菌や歯周病菌が歯に付着します。

およそ8割は母親から虫歯菌や歯周病菌が感染することは菌の遺伝子検査で分かっていますす。
理由としてはお母さんのスキンシップや離乳食をフウフウ冷ます時などと考えられています。

ですから、いまではマイナス一歳さいからむし歯予防を促す先生が増えてきていると思います。

虫歯のリスクは間食が多い、飲料水に砂糖が入っているものをよく飲んでいるなどもありますので、遺伝では無いと思います。
また、虫歯にならないからといって歯を磨かないでいると歯周病で歯を失うこともあります。


加藤道夫 先生
加藤道夫 先生
加藤デンタルクリニック(神奈川県横浜市中区元町)

加藤道夫先生の回答一覧

先生こんにちはー!回答ありがとうございます。お母さんの虫歯菌っていろんなとこから感染するんだぁ。ホントびっくりです!!

Dr 松田 先生からの回答

スクール17さん 初めまして


虫歯になりやすい条件として幾つかあると思いますが、歯質や唾液の性状については遺伝的要因があると思われます。
むし歯菌には、ミュータンス菌と常在菌がありますが、特にミュータンス連鎖球菌のC型に対する抗体産生能力、唾液による緩衝能力は むし歯になり易いか否かを決めるひとつの条件となります。


後天的要因としては ブラッシング環境、糖分摂取量、摂取時間 などが考えられます。
お口の中がPH5.5以下の環境に長時間 晒されますと むし歯になってしまいますので 丁寧なブラッシングをこまめに行うこと、甘いものをなるべく控えることが大事となります。


ミュータンス菌は唾液を通して接触感染しますが、当然のことながら母子のスキンシップは欠かせないものでありますから ブラッシング環境、糖分摂取量等の後天的要因について しっかりと対策していけば宜しいのではないでしょうか。


Dr 松田 先生
Dr 松田 先生
松田歯科クリニック(東京都荒川区町屋1-20-12)

Dr 松田先生の回答一覧

大村 克彦 先生からの回答

そもそも虫歯はどうしてできるのでしょうか?歯磨きが悪いから?それとも甘いものを食べるから?確かにその影響は大きいけれど、それだけではありません。例えば同じ口の中でもどうして虫歯になるところとならないところの違いが出るのでしょうか?それは唾液で洗い流されるところとそうでないところがあるからです。虫歯予防には唾液の力(緩衝能:酸を中和する力)が大きく関係しています。唾液が歯を虫歯から守っているのです。
虫歯は次の原因で起きます。食べ物がお口の中に入ると、それをえさに口の中の細菌は酸を産生しペーハー(PH)4.5程度までに傾きます。通常口の中はPH7程度で中性を保っていますが、歯は酸にさらされると溶け出し歯の成分であるリン酸やカルシュウム(PoやCa)が唾液の中に溶け出て行きます。これを脱灰といいます。しかし、30~40分程度すると唾液の力で酸が洗い流されやがて口の中は中性に戻って行きます。すると唾液に溶け出したPoやCaは再び歯に吸収されて硬くなっていきます。これを再石灰化といいます。お口の中が中性に回復しないうちに脱灰が繰り返されるとやがて歯は溶け続けて局所的な穴を開けていきます。これが虫歯です。
 さて、ご質問の遺伝と虫歯の関係ですが、確かに親子で骨格や歯並び、体質などが似る場合があるので遺伝が影響がして虫歯リスクリスクを高くする場合はあると思います。しかし、1日のうちでも脱灰と再石灰化は繰り返していますから、虫歯予防するには、なんといっても脱灰時間を減らし、再石灰化の時間を増やす生活習慣への改善が必要です。
具体的には、食生活を見直す。例えばだらだらと間食をしない、一度食べたら2時間は食べ物を口にしない。炭酸飲料やスポーツドリンク、健康飲料を水代わりに飲まない(酸性飲料を頻繁に飲まない)。食後キシリトールガムを噛む。フッ素入りジェルや歯磨き剤を使う。正しい歯磨きの仕方の指導を受ける。定期的に歯科医院で見てもらう。など見直してはどうでしょうか。

大村 克彦 先生
大村 克彦 先生
大村矯正歯科(秋田県秋田市楢山登町2-33)

大村 克彦先生の回答一覧

ページの先頭へ