左上前から3番目を抜いた後、5本のブリッジが必要なのですか。この歯は糸切り歯と言って抜くと他の歯も抜かなければ、ならなくなるとの事。
下の歯は中央から左右3本づつしか根はなく入れ歯にしています。
上もゆくゆくは入れ歯になると思うのですが、抜いてはブリッジ、抜いてはブリッジしては相当な金額がかかります。
今、通っている歯医者さんは通常は1000円ぐらいと前、通っていた歯医者さんのようにいつ行っても3000円ということはなくよいのですが、差し歯というのですか、神経を抜いて土台を作ってそのうえに銀色か普通の歯の色の歯を乗せる この代金は相当高いものです。
どうしたらよいのでしょうか。
入れ歯にしたら不便でしょうか。
左上前から3番目を抜いた後、5本のブリッジが必要なのですか。
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小島 耕作 先生からの回答
この歯は糸切り歯と言って抜くと他の歯も抜かなくてはならなくなるとの事?
というのは糸切り歯の両隣の歯だけのブリッジにしたら負担がかかり過ぎて早く悪くなる可能性があるという意味なのでしょうか?保険では設計が決まっています。また
残っている歯が強いか弱いかもブリッジの設計
の基準になります。 先生からしっかり説明をお受けになり、入れ歯、ブリッジ、インプラント、何もしない という選択を価格、使用感、耐久性、治療回数 etc.をゆうさんの優先順位でお決めになられては如何でしょうか。

やまさき歯科(熊本県熊本市)
小林 研太郎 先生からの回答
この歯は糸切り歯と言って抜くと他の歯も抜かなければ、ならなくなるとの事。
この意味がよくわからないのですが・・・。
なぜ抜かなければならないのでしょう?
左上前から3番目を抜いた後、5本のブリッジが必要なのですか。
他に抜かなければならない歯があるのであれば、3本を土台に抜いた2本分を支えるということでしょうか?
3番目以外どの歯を抜かなければならないのでしょうか?
他の歯は神経が残っていて全部残っているのでしょうか?
文面だけでは診断しかねますが、保険のブリッジも経済的に厳しいのであれば入れ歯にすることも選択肢のひとつだと思います。
どちらの治療法にもメリット・デメリットはありますからドクターの話をよく聞いて自分で後悔のない治療法を選択してください。
■「ブリッジ」のメリット
・入れ歯と比較して、固定式なので違和感が少ない。
・ほとんど自分の歯に近い感覚で噛める。
・治療の期間が短い。治療後の調整も少なくてすむ。
・治療後の変形はほとんど無い。
・通常のブリッジであれば保険治療ができるので安価である。
・費用をかければ、見た目が自分の歯と同様のものができる。
・前歯の治療も、ほとんど自分の歯と同じようになる可能性が高い。
■「ブリッジ」のデメリット
・周囲の健康な歯をたくさん削る必要がある。
・削った歯がムシ歯や歯周病になる可能性が高くなる。
・支持として用いる歯には力学的に負担がかかる。
・歯の抜けた部分の骨が次第にやせていく場合がある。
・発音に課題が残る場合がある。(息がもれる)
・前歯では審美的な課題が生ずる場合がある。
・欠損部の磨き方が難しい
■「入れ歯(義歯)」のメリット
・比較的簡単に治療が受けられる。
・歯の無い部分がたくさんあっても保険が適用されるので、治療を安価に受けることが出来る。
・ブリッジのように健康な歯をたくさん削らなくてすむ。
・取り外しが出来るので洗浄が比較的容易。
■「入れ歯(義歯)」のデメリット
・歯の部分がプラスチックなので、噛み心地が悪い。
・歯ごたえが自分の歯とは異なる。味が変わる。
・粘膜で支えるため、硬い食べ物が食べられない場合が多い。
・硬い物を噛んでいると、ささえている粘膜の変形が起こり、入れ歯が合わなくなったり、入れ歯をささえている歯の寿命が短くなる。
・顎の骨がやせてくるので、使い続けていると合わなくなってくる。
・噛みあわせが変化しやすい。
・バネをかけている歯を失う可能性が大きい。(部分入れ歯)

KEN DENTAL CLINIC(大阪府大東市大東町10-21)
大変細かいところまで回答いただき誠にありがとうございました。参考にさせていただきます。
ゆうさん12345さん[北海道 / 50代 / 男性]
大変お忙しい中ありがとうございます。先生の回答参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。